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近日所感

手紙を書いては破っている。書きたいことがあるはずなのに、文章にしてみて、読み返すとまったくわけがわからない。言いたいことの半分も言えてない。出す気が失せる。読まされる方が迷惑だ。そっとしまって、なかったことにする。それを何度も繰り返す。

 

生活のために時間を切り売りするのは仕方がないことだ。それを何十年も繰り返すと、どうやら人生になるみたい。余程強い意志と努力を以ってしないとまともな生活は続けていられないように感じるけれど、それと同等に人生を終わらせるのもまた難しい。それにしても社会を作っている人たちというのはどいつもこいつもペテン師ばかりのように思う。結局のところ、余計なことは考えず、とにかく仕事をしたという「形」をつくるのが上手い人たちが世の中を回しているんだと思う。嘘ばっかりでいやになる。でもそれで社会というのは成り立っているんだ。それでお金をもらって、生活をやっていくんだ。

さらに付け加えて言えば、会社では仕事だけやっていれば許されるわけではなく、非常に政治的とも言うべき人間関係がある。これが難しい。たったの一言しくじると、やっかいなことになる。一挙手一投足に、細心の注意を払わねばならない。私は誰とも争いたくはないのに、そのへんでポコポコ、勝手にいさかいが生まれるのだ。そこらじゅうでバチバチバチバチ、すぐに火の粉が飛んでくる。「私たちが若くて可愛くてちょっと頭が弱いからっていちいち文句つけてきやがって、やーね」なんて笑い飛ばしていながらも内心ビクビク、ひどく疲れる。

 

部屋が汚くて気が滅入る。

 

生活に負けないためにはとにかく滋養強壮、特に心の滋養が大切なんである。

毎晩温かい鍋を食っている人間に勝てるわけがない。早急に手を打たねばなるまい。