読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

メモ:後輩へ、春の餞け

労働について

 

まず第一に、大切なのはスマートな身のこなし。

第二に、知識に裏打ちされた超然。

 

何かを話すときにはひと息おいて思案すること。ひと息どころか平気で5秒沈黙してもいい。そこで、引き付ける。沈黙したのちは決して言い淀むことなくすらすら話さなければ台無し。慌てず、話し過ぎず、反応を伺いつつ必要であれば次の手を変えていく。常にどっしり構えて、微笑。

 

最初のうちはとにかく自分を殺して、まずは「型」を覚えること。そして知識を蓄えること。これには時間がかかる。けれどもある日ある時、自分の言葉でありとあらゆることが語れるようになる。型を覚えたら、ここでもやはり慌てずに、一拍おいて仕組みを知ること。結果の伴わない、無闇矢鱈な努力には意味がない。落とし所を考えて、それに沿った最適の手法を考えること。そうして、あとは、洒落と応用。

 

全ては己が主観的世界にかかっている。何ごとも、力を抜いて、どっしり構えて、微笑たたえてやりなさい。

 

これは献身です。献身とはむやみやたらに悲しがって自分を殺すことではなく、自分の身を最大限に美しく永遠に生かすこと。